要は自己満記事ですね。
今年シーズン終わった後に見返したらネットのオタクの評価はこんなもんだったな〜と思い返せる様な内容にします。
※評価基準
S…新人王候補 A…1軍である程度通用しそう
B…1軍チャレンジ段階
C…1軍登録枠争いには絡む
D…ファームが主戦場であろうレベル
E…ファームでも微妙じゃね? F…3軍レベル
あと赤星、戸郷、山﨑、門脇なんかは既にプロスペクトの域を卒業していると判断します。
S 西舘勇陽
正直アマ野球には疎いので偉そうに批評は出来ませんね。
強いて言えば巨人には落ち球を仕込めるコーチが居ないので自力でスプリットの精度を磨けるのかと言う点は結構重要だと思います。
カットもカーブも現状プロでウィニングショットになるレベルではないと思うので。
A 松井颯
平均140km台後半で纏まる出力の速球と抜くタイプのシンカーのコンビネーションが魅力的。
右腕ながらも左打者から逃げて行く軌道のシンカーを上手く使うので左に強いタイプです。
逆にカーブやフォークは精度が低く、右打者に対してストスラ2ピッチになってしまうのが最大の問題。
米国式ハードシンカーがスタンダードとなっている今のNPBでブレーキの効いたシンカーが有用なのは髙橋優貴が散々示した通りです。
右の懐にシンカーが決まるようになれば先発ならローテ3〜4番手、中ならリリーフエース級の活躍が見込めそう。
B 井上温大
最速153km、2300〜2400回転、回転効率はほぼ100%と最上級の良質な直球を持つプロスペクト。
斜めに滑るスライダーもそこそこ使えるボールになりますが、こちらも第3の選択肢が無いのが問題。
昨年から習得を目指しているカットボールも悪くはないのですが、自信が無いのかランナーを出すと2ピッチに戻ってしまいます。
肝心のスプリットチェンジ系のボールは殆どベルトより上に浮くか叩きつけてしまうような状態。
内海・杉内両コーチの手腕が試されますが、落ち球に改善が見られない限りは先発では厳しいかな。
C 代木大和
余りのブルペン層の薄さから昨年開幕1軍入りしていた有望株。
明徳時代は最速143kmだった独特な真っスラ気味の直球は150kmを計測するまでに伸びており、昨年夏に左肘クリーニング手術を受けてリハビリ中ながらも非常に楽しみな存在です。
カット系以外の球種は乏しいものの、リリーフなら既にある程度使えそうな能力を持っています。
バッティングにも定評のある選手ではあるので、個人的にはやはり先発で見たい。
B 田中千晴
最速155kmの直球と非常に落差の大きいフォークを操るパワーピッチャー。
昨季のK/9 11.30は球界でも有数の数字で、主要2球種はどちらも空振りを奪えるボールです。
投球割合は10%に満たないものの、カウント用の縦に割れるカーブも悪くはないボール。
現在はツーシームやスライダーを解禁してローテ入りを目指しているようですが、現状どう見てもショートイニング向きなタイプなので今後の起用法に注目。
D 京本眞
落ち着いたコマンド、最速150kmに達した直球、まずまずの精度の縦スラやスプリットを備えると言う完成度の高い育成右腕。
もう少し出力を伸ばし、メインウェポンとして投げているスプリット・チェンジアップ以外の精度が上がればもうファームでやる事は無いでしょう。
先発の層が厚い巨人で今年中にローテ入りする事は無いと思いますが、枠もかなり空いているので夏までに支配下に上げても面白い。
D 田村朋輝
100マイル前後の出力を実現させる圧倒的な馬力の持ち主。
スライダーの制球面にかなり課題があり、スプリットやスローカーブもまだまだ発展途上と即戦力性が見込める投手ではありません。
今年1年間中7〜8日でファームのローテを守り、自由契約になる前に支配下契約を掴めるかと言う所。
まあ他所に攫われたら大問題なので高確率で支配下登録すると思います。
C 山瀬慎之助
1.8秒を切ると言う驚異的なポップタイムを誇るプロスペクト。
因みに世界最速クラスのリアルミュートが最速1.75秒とかなのでどれだけの強肩か分かるでしょう。
ファームでは打席アプローチが改善され、そろそろ1軍に帯同させても面白い段階に来ているとは思います。
140〜150km台の直球にも対応出来ていますが、2軍レベルのカット、スライダー、フォークを殆ど打てていない(対SL.138、カットフォークは合わせて31打数無安打😰)のでここの明確な弱点を何とかしないと正捕手は遠いかな。
B 浅野翔吾
間違いなく球団内でNo. 1のトッププロスペクト。
ファームでは主にCFを守ってUZR/1000は16.7と優秀な数値を残しており、守備面に関しては心配していません。
打撃面でも春先は苦戦したのに対して中盤以降は成績の上昇と共にBB/Kも改善され、1軍で爪痕を残しています。
天井の高さが他の若手とは段違いなので、腰の状態が万全ならばガラ空きのCFで投資すべきは彼でしょう。
B 中山礼都
Z-Swing%75.81%、ボール球見極率74.82%と積極性と選球眼を兼備する内野No. 1のプロスペクト。
パンチもある選手ですが、片岡治大や高橋由伸をサポートしていた経験を持つ安福トレーナーの下で塁間スピードを磨き、バットを寝かせる構えを試すなどコンタクトヒッター路線を目指しているようです。
打撃面での停滞が続く吉川尚輝を脅かし、打棒でセカンドを奪い取ればチームに取って大きなプラスになるのは間違いありません。