ウレーニャの獲得以降全く外国人野手に関する情報が出ず、ファンをモヤモヤさせていた巨人。
しかし遂に、阿部監督本人の口から月曜日には発表出来ると言う趣旨の発言が飛び出しました。
毎日深夜まで眠い目を擦って起きていた虚カスの皆さん、お疲れ様です。
今回の記事では、ここまで名前が上がる事の多かった主な新外国人野手候補を紹介して行きたいと思います。
勿論ここで挙げる候補外から獲得する可能性もありますが、この選手達の中から発表があればフロントは良くやったと言って良いでしょう。
ジョク・ピーダーソン
MLB通算186本塁打の実績を誇り、朱権・アストゥディーヨと並んで度々例の韓国人が名前を挙げる事から知名度急上昇中のロングヒッター。
オールスターにも出場した22年に比べると数字を落としたものの、バレル率(12.1%)、ハードヒット率(52.2%)、平均打球速度(148.1km)はいずれもMLB上位クラスとパワーツールに衰えは見えません。
肩の強さもMLB平均程度にはあり、範囲は狭いもののポランコよりは上の水準で両翼を守れると思います。
問題は年俸面で、昨季の年俸は約29億円とやはり高額。
巨人が獲得するなら相当な資金が必要になる超大物ですが、果たして。
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ブライアン・アンダーソン
メジャー最高クラスの強肩を誇る右打ちUT。
昨季287.1イニング守ったRFではDRS+1、476.1イニング守った3BではDRS+3を記録しており、守備力だけならピーダーソンを凌駕しています。
まずまずの選球眼とパンチも兼ね備えていますが、空振り率がかなり高くコンタクトには難あり。
カーブやスイーパーと言った曲がり球に上手く対応する一方速球にはかなり弱く、打撃面ではピーダーソンに数段見劣りする印象ですね。
昨季年俸は約5.2億円となっていて、ピーダーソンよりは来日の可能性がありそう。
マイケル・A・テイラー
388打席で21ホーマーを放ち、主戦場のCFで DRS+5をマークしている現役バリバリのメジャーリーガー。
21年にはゴールドグラブ賞に輝くなど一流の守備範囲を誇る選手です。
阿部監督は日本人にCFを任せたいと言っている事もあり、はっきり言って来日の実現可能性はかなり低いですね。
J.D.マルティネス等ポジションや年齢の被るライバルが市場に出ているピーダーソン以上に獲得難易度が高いです。
ハリソン・ベイダーの移籍先が決まってもまだ売れ残るとは思いませんでしたが。
昨季年俸は約6.7億円です。
カイル・ルイス
かなり故障が多く、近年は衰えを隠せませんが20年ア・リーグ新人王に輝いた実績を持つかつての5ツールプレイヤー。
ダイヤモンドバックス3Aでは打率.371 OPS1.098と無双状態で、打撃だけなら日本で通用する可能性は充分あります。
ただし守備に関してはRFを任せるのはかなり厳しく、正直ポラウォカと良い勝負。
1週間前にインスタでドジャースのキャップを被り、所謂"匂わせ"投稿をしていましたが、現在も去就は未定のまま。
昨季年俸は約2.4億円とNPB球団でも手を出しやすい範囲ではあります。
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トレイ・キャベッジ
現時点でエンゼルスからリリースの発表はなく、来日する可能性はほぼ皆無と言って良い状況です。
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コール・カルフーン
MLB通算179本塁打を誇り、個人的に来日すれば面白いなと考えている選手の1人。
最大のウリであるパワーにはやや陰りが見えるものの、外野手として3度のゴールドグラブ賞受賞経験を持っています。
昨季所属したガーディアンズではチーム事情から1Bでの出場が殆どでしたが、22年まではスタットキャストで強肩と言える数値を残していました。
昨季年俸は不明です。調べても出てこなかった😢
ブライス・ハーパー
昨季年俸は約37億円で、巨人の総年俸40億1580万円よりちょっとだけ安い。
既存全選手を解雇すればハーパーを獲得してもお釣りが出ます。